全国健康生活普及会(全健会)・日本カイロプラクティック連合会(JCA)東関西担当の杉垣です。
朝晩はめっきり冷え込むようになって、すっかり秋も深まってきて、
山には紅葉が、街にはクリスマスツリーが・・・そんな季節となりました。
埼玉県のやや北部、鴻巣市に全健会の研修センターがあります。
ここで現在、上級カイロセミナーが開催されています。
上級カイロというのは、アメリカンスタンダード・・・いわゆるフラットテーブルを使用した、本場アメリカでドクターが使っているものと同じ技術をマスターしていただくセミナーです。
日本ではカイロプラクティックは民間療法の一つですが、発祥の地アメリカではれっきとした国家資格で、むしろ日本で言うところのお医者さんよりも、上位の知識や技術を要求されることが多いそうです。
全健会では、それを一般の方にご指導します。
ですから、はじめからスタンダードな技術を教えるのは少々無理があります。
まず初めは、患者様に対して「優しい」技術から習います。
そのぶん、術者は少し大変です。(ちょっと肉体労働的部分が大きいかもです)
背骨や骨盤の歪みによって発生した靭帯や筋肉の緊張をほぐすところから始めなければなりません。
さらに、精神的なストレスも大きな要因のひとつです。
それらを総合的に判断して、患者様本人の自然治癒力を引き出すお手伝いをさせていただくのです。
しかし、徐々に経験が備わってくると、より早く、より適切に、ピンポイントで施術を行う事が出来るようになって来ます。
そのような経験を積んで、一定の要件を満たした方々は、この上級セミナーを受講する事が出来るのです。
サブラクセーションという椎骨の歪みを一瞬で正す技術を中心に習得していただきます。
これが出来るようになると、全健会ではネーム入りの白衣を着用できるようになります。
いわゆる、全健会の看板を背負って立つカイロプラクターになるわけです。
今回は、福井県から古谷先生を統括講師としてお迎えし、副講師には茨城県から青柳先生、そして我らが東関西、大阪は河内長野から東(あずま)先生を同じく副講師として、3人の臨床経験も技術も理論もピカイチの講師陣によって進められました。
全健会が誇る総合指導法も、しっかり実践している受講生の皆さん方、「受講生」といっても地元ではすでにカイロプラクターとして活動している方々ばかりです。
地元に帰れば、それぞれたくさんの患者様が首を長くして先生の帰りを待っているのです。
我らが東関西からも、天理第一支部から古森先生が受講されました。
またひとつ、全国各地に健康の和が拡がってゆきます。