にんにくが健康食品だということは、一般的によく知られてます。
TVや雑誌などのマスメディアでもよく取り上げられえています。
にんにくには70種類の成分が含まれていて、体内の脂肪、糖質、タンパク質と結合して有効に機能します。
にんにくの成分であるアリシンは、ビタミンB1と結合してアリチアミンという物質になります。
このアリチアミンが、強力に糖質の吸収・利用を促すことがわかっています。
また、アリチアミンは、体内にあるビタミンB6とも結合し、すい臓の細胞の働きを活性化させ、インスリンの分泌を助ける作用があります。
アリシンには、抗血栓作用のあることが科学的に証明されています。
アリシンは、分子が小さくて不安定なために製剤化が非常に難しく、その薬効を活用するためにはにんにくなどの、食品として摂取することが必要です。
にんにくに含まれるイオウ化合物(アリシンなど)には、ガンの発生や増殖を予防・抑制する作用があることがわかっています。
また最近では、にんにくに多く含まれているセレンというミネラルが、有害な過酸化脂質を分解するグルタチオン・ベルオキシダーゼという酵素を作るために必要な成分として注目されています。
にんにくには肝臓の働きを高める子粒体(しりゅうたい)を作り出す効果があるといわれています。
このような強肝作用はにんにくを食べてから6時間後には現れることがわかっており、お酒を飲む6時間前、つまり昼食時ににんにくを食べれば、素早くアルコールを分解し、二日酔い防止にも効果があります。
この他にも、コレステロール値の抑制・アトピーや神経痛に対する免疫力を高める効果・水虫の治療・美肌対策・老化予防・疲労回復・便秘予防・白内障や視力回復の効果・心臓病予防など様々な食効があるといわれています。
食べるとニオイが気になりますが、滋養強壮に抜群の食品です。
ただし、医学的に証明されたものではありませんから、これを見てニンニクを食べたのに、善くならなかった・・・なんて言われても責任は持てませんのであしからず・・・です。
今夜はたくさん食べて、元気をつけなくちゃ・・・家に帰るわけではありません。
明日から大事な会議があるのです。
ちなみに、全健会ではニンニクは取り扱っていません(^^ゞ